(体験談)
介護・高栄養食品をお使いの方
下顎歯肉がん・甲状腺乳頭がん
京都府 コユキだまさん
「レトルト食品を使用しながら無理をせずにやっていきます」
■嚥下機能障害の発症
※奥様からの投稿です。
昨年春(2017年4月)夫が下顎歯肉癌・甲状腺乳頭がんの診断を受け、6月・8月と2回手術を受けました。術後は担当医の予想通り、口腔内(舌を含む)の右片麻痺および反回神経麻痺による嚥下機能障害となりました。入院中に言語聴覚士の指導を受け、そしてヘルシーネットワークのカタログをいただき、退院後からお世話になっています。
■レトルト食品や濃厚流動食品を活用しています
■食べやすいように工夫をしています
お粥は少しやわらかめに炊いておいて、時間をおいてからよくかき混ぜ、ドロっとした状態で出しています。その方が食べやすいようです。副菜や水分にはとろみをつけることが多いので、主食はとろみ調整食品を使わなくてもよいようにしています。
副菜も最初は噛まなくてよいものしか食べられませんでしたが、最近は舌でつぶせるもの・歯茎で容易にかめるものも少しづつ取り入れています。最近は卵かけご飯なら白いご飯でも食べられるようになりました。
汁は野菜を煮込んだスープを使って味噌汁やポタージュにし、他の野菜ジュースや水分と同様にとろみ調整食品でとろみをつけています。とろみの加減は人それぞれだと思いますが、夫の場合は口腔内麻痺で食べ物がうまくまとめられない、また反回神経麻痺で誤嚥しやすいので、本人がちょうど飲み込みやすい加減に調整します。また麻痺で温度が感じにくいので、温度にも注意しています。
病院の先生から毎日フルーツと水分を十分に摂るように言われているので、毎朝バナナやキウイ、リンゴなどを出しています。普段やわらかくするためにどうしても加熱して煮込むものが多くなってしまうので、こちらは生のままブレンダーでくずしてハチミツをかけています。
またカロリー補給のため、濃厚流動食品(メイバランスなど)も利用しています。
■今後も無理をせずにやっていきます
嚥下機能障害も口腔内麻痺も今後改善されることは無いと言われており、これからも無歯顎の方や高齢者の方のようなやわらかい食事をしていくことになります。食事は毎日のことなので、手作りにこだわり過ぎて無理をすることのないよう、ヘルシーネットワークの商品を上手に取り入れていきたいと思っています。
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