(体験談)
たんぱく質・塩分調整食品をお使いの方
腎臓病
愛知県 コロちゃんさん 74歳 男性♂
「4年間の努力の積み重ねで今の状況に至っています」
■腎臓に効く薬はなく、食事療法が最大の方法
30年来高血圧で悩まされ、血圧降下剤を服用していました。そして5~6年前、年に一度の健康診断を受診しました。
その折、クレアチニンの数値が異常に高く、eGFRも25(100%機能のうち25%しか活動していないとのこと)でした。しかし、痛みを感じなかったため、1年間そのまま放置していました。すると、翌年度の健康診断ではその数値が20となり悪化してしまったため、地域のクリニックから総合病院に移り、専門の腎臓内科で診てもらいました。専門医によって、腎臓に悪影響の少ない血圧降下剤と利尿剤、尿酸値を抑える薬を処方してもらって対処していますが、専門医によると、腎臓に効く薬はなく、食事療法が最大の方法だと言われました。
そして、最大限の療養効果を出すため1日あたり食事摂取目安量をカロリー1,800kcal、たんぱく質40g、塩分4g、カリウム制限という厳しい療法を妻が採用し、食事療法が始まりました。
■ショックと妻の困惑
幼い頃から海辺育ちのため、しょっぱいものが好きで刺身はもちろん、海藻や焼き魚、ウニやサザエ、アワビやイクラなどが常食でした。寿司屋に行っても醤油をたっぷりとかけ、さらに、山葵を目いっぱいつけて食べるのが通常でした。そのため食事制限が始まると味気ないものばかりでした。
専門医の指示する食事療法は、私自身もショックでしたが、料理を作る妻の困惑は大変なもので、『明日からどんなものを料理しようか』と悩む妻の姿が今でも忘れられません。
■妻の苦労には頭が下がります
私は“男子厨房に入らず”という類の人間で、料理は妻の担当と思っています。妻も料理好きで私の手助けも必要ありません。
食事制限と言われ、まず揃えたものは腎臓病のためのレシピ本と詳しい食品成分表、デジタル計量器などでしたが、それからが大変でした。
まず、たんぱく質、塩分、カロリー、カリウムの摂取目安量の範囲内で1週間分の献立を立てます。調理の前には全ての食材を献立表の通りに計量します。毎週、大変な労力で料理を準備してくれましたが、同じメニューの料理に、わがままな私は次第に飽きてしまいました。
そんな頃、ヘルシーネットワークの“いきいき食品”のカタログを見つけ、あきらめかけていた食事への期待がふくらみました。
そこで、妻は商品の成分表を参考に食材を注文し、アレンジを加えながら調理をし、そして、私に料理の評価を聞きます。美味しく食べられたものは新しい献立として、料理の幅を増やしてゆきました。不足がちなビタミン類、カルシウムなどは“いきいき食品”のデザートや飲料で補います。
毎食、数時間前から調理に取り掛かり、調理時にはmg単位の量を測り、トータルの成分が目標量以下になるように調理する、それは並大抵の苦労ではありません。頭が下がる思いです。
それらの全ての摂取量は献立日記に記録してあります。
■色々な工夫をしています
エネルギーの確保は大変難しい課題です。どうしても油物のメニューが多くなってしまいます。また、塩分を控えるために唐辛子を使い、味付けの物足りなさを補っています。
今年は唐辛子の種から苗を栽培し、それを庭に植え付けました。秋に唐辛子が採れるのが楽しみです。
さらに、工夫していることは酢の多用です。酢をたくさん使い、ラッキョウや新生姜を塩なしで甘酢に漬け込み冷蔵庫に貯蔵し、食事のアクセントにしています。私は酢の料理が大好きなので有難いです。
カロリーだけを考えるとブランデーやワインが最適です。なので好きなワインを愛飲しています。
■たんぱく質調整食品も利用しています
少しでも妻の労力を減らすため、インターネット検索で見つけたヘルシーネットワークの食品を購入することにしました。
たんぱく質調整スパゲティー、サトウの低たんぱくごはん、たんぱく質調整そうめん、エネルギー補給用のジュ-ス、カルシウム補給プリン、そして、料理用のだしわりぽんず、減塩醤油、プロチョイスマヨネーズ、食塩不使用ケチャップなどを注文しています。
たんぱく質調整ごはんはエネルギーを増やすため、チャーハン、オムライス、ドリアにして食べています。スパゲティーは注文したミートソースとともに食べています。さらに、クリームシチューやハヤシライス、肉じゃがも美味しく食べています。
これらの商品は、妻の調理負担を軽減でき大変助かっています。
■数値が悪くならないようにこれからも努めていきます
病状は現在、16%まで悪化してきていますが、それでも4年間の努力の積み重ねで、人工透析には至っていません。医師も通常の人の悪化度合いと比べ、大変良い状況であると判断しています。
こんなに食事療法が続いているのは、妻の献身的な姿勢と美味しい料理のおかげです。
これからも商品を活用しながらこの状況を維持し、数値が悪くならないように努めていきたいと思っています。
今後も妻には苦労をかけますが、感謝の言葉を伝えながら、食事療法を継続していきます。
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