適切なたんぱく質の制限
たんぱく質
体の中でどんなはたらきをしてるの?
- 筋肉、皮膚、内臓、髪の毛などをつくる
- 風邪などから体を守る
- エネルギーが足りない時、体の中でつくり出す など
腎臓のはたらきが落ちるとなぜ制限が必要なの?
たんぱく質はとりすぎると尿としとて捨てられます。その時に腎臓に負担がかかるため、とりすぎには注意が必要です。
とりすぎないための食事のポイント
たんぱく質調整食品を取り入れて調整
食材選びを工夫脂身の多い方がたんぱく質量は少ない!
普段食べる食品のたんぱく質量を知る
様々な食品をバランスよく食べると◎
食品ごとの画像の大きさは異なります。
食品の記載量は「可食部」です。廃棄部(骨・殻など食べられない部分)は除いています。
参考 : 『栄養素キャラクター図鑑』田中明・蓮池桂子監修(日本図書センター)、『栄養素の通になる第4版』上西一弘著(女子栄養大学出版部)、『腎臓病の食品早わかり第3版』牧野直子監修(女子栄養大学出版部)、『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』、『毎日の食事のカロリーガイド第3版』香川明夫監修(女子栄養大学出版部)
たんぱく質調整食品の取り入れ方
食事制限を無理なく続けるためには調整食品の活用が便利です!
1日のたんぱく質量別(30g・40g・50g)に食事例をご紹介
食事のポイント
1日の中でたんぱく質量を調整
おかずをしっかり食べたい時
「主食」をたんぱく質調整食品へ
普通の主食が食べたい時
「おかず」をたんぱく質調整食品へ
外食などでたんぱく質をとりすぎた時
「前後の食事」でたんぱく質を調整
1日のエネルギー量が不足していないか確認
適切なエネルギーの確保内コラム『エネルギー』をチェック
※ 1日のたんぱく質量、食事療法については医師・管理栄養士などにご相談ください。
※ 2024年4月時点の商品の栄養成分値にて作成。例としてご覧ください。
参考 : 『『腎臓病の食品早わかり第3版』牧野直子監修(女子栄養大学出版部)、『毎日の食事のカロリーガイド第3版』香川明夫監修(女子栄養大学出版部)、『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』
外食選びのポイント
腎臓のはたらきが落ちた時の料理の選び方、食べ方のコツをご紹介します!
料理の選び方
- メニュー表で栄養成分表示を確認
- 味付けや量を調整しやすい定食メニューが◎
- おかずは、エネルギーアップのできる
揚げ物や炒め物がオススメ!
食べ方のコツ
ソースやドレッシングはかけずにつける。
ソースなどは別皿でもらい、つけて食べることで塩分を0.4gカット!※
※弊社調べ
汁物は塩分が多いので注意!
前後の食事で調整する。
外食の時間は楽しみたいですよね。たんぱく質・塩分をとりすぎた時は前後の食事で調整しましょう
参考 : 『おいしく食べて、透析を遅らせる 腎臓病の食事療法とかんたん献立』酒井謙・志波郁子監修(池田書店)、『低たんぱく食で おいしくて、元気』佐野川三央子・井浦照國(月刊「食生活」編集部)